お尻の痛みを緩和したい!サドルをいじってみる
クロスバイク購入当日のライディングから「もしや、コレで自転車に乗らないよーになるんじゃないか!?」と不安がよぎったお尻の痛み。
自転車購入2日目にひとまず、クロスバイクのサドルにジェル入りのサドルカバーをかぶせた上に、サドルの角度を変えて当たり所の面積を増やすことによって、かかる体重を分散。
いちおう、長時間乗っていることができるようにはなりました。
ところがその数週間後のこと…。
このページの自転車&クロスバイク話
サドルがたくさん売っている・違い
お尻自体はいじれない・痛みは続く
一体どうなれば痛くならないのか?
変わりゆくエスケープR2を見た店員さん、苦笑い。
コレは…ご自分で調整されたんですか…?
数週間後、自転車を購入したお店に、ワイヤー等の再調整をしてもらおうと、販売店に持って行った時のこと、ワタシのエスケープR2をみた店員さんが…。
「コレは…ご自分で調整されたんですか…? では、サドルはこのままでよろしいですね?」…と、なんとも含みのあるオコトバ。^^;
実際はもっと角度も高さもめちゃくちゃなポジションでしたので。 (;・∀・)
いやぁ、誰も悪くありません。 ( ˘ω˘ )
長時間乗っていられるようになったとはいえ、スポーティーなクロスバイクのはずのエスケープR2。
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サドルカバー(ゲル・ジェル系)
サドルカバー(エアー系)
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ボコッと膨らんだ ジェル入りサドルカバー を付け、極端に前傾させたサドルを見た店員さんから見たら、きっと、「ああ、ネコに小判な人だったかもしれないな…」と、思われたのかもしれません。
「多少カッコ悪くても」と、思いながら乗りやすくしたつもりだったR2。
ここで初めて、サドルをじっくり観察して見ることにしたのでした。
まずはサドルの位置を変えてみることにしました。
エスケープR2のサドルは調整ができるハイグレードサドルだった
サドルをちょっと観察
ジャイアントのエスケープシリーズ(…に限らず)のスペックを見てみる とサドルについては、自分の選んだエスケープR2については「GIANT SPEED GROOVE ADJ」というサドルが採用されていました。
それまで、「こういうデザインなんだな~」程度に思って座っていたサドル、実は格下のエスケープR3やエスケープR3.1にはない大きな違いがあったことに、その時、気が付いたのです。
…ん?そういえばこのサドル、真ん中が割れているなぁ。
他のサドルを見たりしない時、初めてのクロスバイクをそのまま見れば「サドルってこういうもの」としか思わないわけで、お尻の痛みに遭遇して他のサドルを観察してから初めて気付いたんです。
「おや?こ、…こいつ、動くぞ!」と。
ここで下でサドルの検索をしてみてください。
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細いサドルや穴があいて軽量化されたサドルはたくさん売られているのですが、エスケープR2サドルのような座面が半分に割れているサドルって売っていないですよね。
そしてそのサドル、シート下のボルトを緩めると座面の幅が変更できる仕組みになっているサドルだったのです。
エスケープR2のアジャストサドルの威力
わざわざ調整できるサドルということは…
サドルを後ろから見た時に…あれあれ?ここにある二つのボルトは何を締めつけているんだろう??
当時のエスケープR2標準装備だったGIANT SPEED GROOVE ADJサドルを後ろ斜め下から見たところ。
クッションの下に二つのボルトが見えます。
アーレンキー(六角棒レンチ)を使って、シート下のボルトを緩めてみたところ、二つに割れたシート部分が左右ワイド方向にスライドして、イス自体の幅が拡げられるようです。
(上↑写真については拡げた後の写真です。)
もともと、シートのクッションはピッタリとくっついていた状態だったので、「こーゆーものなんだな。。」と思っていただけだったのですが、座面を動かすことができたことにようやく気付いた主人公さん。
エスケープR2のこのサドルの場合、サドルの幅を3段階に調整することができました。
私が痛くてたまらなかったポジションは一番細い幅の状態だったのです。
その場合、お尻の奥の方の骨盤のちょうど尖った場所一点で体重を支えるカタチになっていて、長時間座り続けていると痛くて痛くて。
しかし、幅を一段階(中間へ拡げて)、調整してみました。
幅の広くなったサドルに座ってみたところ、ちょうどお尻のお肉の厚い部分全てをサドルの「面」が受け止めてくれる状態になり、「骨の先端一点集中」状態ではなくなったのです。
「骨の先端一点集中」状態ではなくなったのです・・・。
・・・痛くない! (*''▽'')
シートの幅を3段階に変えることができるエスケープR2の可変サドル。
可変なので3段階の幅のサドルを持っているのと同じこと。
そして見事に活躍したのでした。
お尻が全然痛くなくなったぞ (*''▽'')
サドルのフィット感でこんなに違うなんて!
翌日、ジェル入りサドルカバーの外れたサドルの自転車・エスケープR2にまたがって数時間走行してみました。
…まったく痛くない!!そして不格好ではないエスケープ本来のフォルムの高級クロスバイクが再生!
オムツのような…そして男性ならモッコリ・クッキリしてしまう「レーサーパンツ」なんて全然要りません。
ベテランの方で「サドルを交換する」話はちらほら知っていたのですが、なるほどなるほど。。
サドル自体を交換したりする人の気持ちがこの時ようやく理解できました。
クロスバイク・自転車の初心者の方で、もし、お尻の痛みや、座り心地に違和感を感じた方がいらっしゃいましたら、サドルの格好や有名/無名とかのブランドで選ぶのではなく、「(お尻だから→)ふたつのお肉が乗る部分の面積」に注目して探してみるのがいいのかもしれません。
もちろん、丸みを帯びる両サイドの角度などでも違うと思うのですが、お尻が痛いのにもっと細いサドルを買っても、お尻の骨の先端と座面の接触面積がもっと小さくなってしまうので、最悪、痛みはそれ以上になるかもしれません。
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スポーツサドル
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市販のサドルで座面幅の調整できるものは残念ながらほとんど見かけません。
しかし、座面幅の調整できないタイプのサドルの自転車に乗られている方は、早めに自分に合うサドルを探して試し、交換した方が自転車ライフを楽しめると思います。
痛みのないサイクリング環境をお早めに、末永く!
クロスバイクと外出を楽しもう
有る=1時間くらいどこかへお出掛け
サイクリングや通勤に使える物を1~2ヵ月に千円~5千円、何かを買ってもいいんじゃない?
あれこれ考えてみるのもいいのではないでしょうか? (*''▽'')