キャットアイ サイクルコンピュータの取付方法

自転車メンテ・取付・調整手順

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キャットアイ サイクルコンピュータの取付方法

サイクルコンピュータの大手メーカーはキャットアイ(CAT EYE)社が有名です。

クロスバイク初心者中級者まで使う標準的なサイクルコンピュータ取付方法を解説します。

キャットアイのサイクルコンピュータで最近の物を確認・検索をしておきましょう。

このページの自転車&クロスバイク話

自転車の速度計・距離計の付け方
無線式のワイヤレスコンピュータ
キャッツアイではなくキャットアイ


クロスバイクに速度計(サイコン)を付けよう

サイクルコンピュータ キャットアイ サイクルコンピュータ キャットアイ

サイクルコンピューターの簡単シリーズ解説

このページで解説に使っているのは「CC-RD300W」というワイヤレスタイプ。キャットアイストラーダスリムと名付けられたシリーズの初期の頃のモデルです。

だいたい品番に「wireless」の頭文字である「W」がついていれば、配線コードのない無線タイプ。品番に「W」がなく、なおかつ千円台などであれば、有線の場合があります。

キャットアイサイクルコンピュータシリーズを簡単にチェックしてみましょう。

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サイクルコンピュータ(スマホ対応モデル)


キャットアイ
パドローネ スマート セット

キャットアイ
パドローネ スマート 本体

キャットアイ
ストラーダ スマート セット

キャットアイ
ストラーダ スマート 本体

キャットアイ
ISC-12 ケイデンスセンサー

<アマゾンで検索した場合>

<楽天市場で検索した場合>



上記の「スマート」が付くサイクルコンピュータはスマホで走行情報を表示できるシリーズ。

スマホのアプリは常にアップグレードされていくので、もしかするとこんな小さなリンクでも主流・スタンダードになっていくのかも。

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サイクルコンピュータ(キャットアイ)


キャットアイ
V3n

キャットアイ
ストラーダ

キャットアイ
パドローネ

キャットアイ
マイクロワイヤレス

キャットアイ
ベロ ワイヤレス


各モデルの中でも「無印」や「プラス」「スリム」などの派生モデルがある事に注意。

古くからあるモデルシリーズには有線モデルもあるので価格と詳細で判断してみると選別しやすいです。

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サイクルコンピュータとは?

サイコンは自転車に付ける距離&速度計

サイクルコンピュータはタイヤのスポークにマグネットを取り付け、フロントフォークにはそれを感知するセンサーをバンドで固定、ハンドル部分にサイコン本体を取り付けます。

フォークに付けたセンサーがタイヤの回転速度を受信し、それを本体に無線(ワイヤレス)で送り、本体がそこで割り出した速度や距離を表示する仕組みです。

そのため、設置個所は3カ所。

タイヤのスポークのマグネットフォークに付けるマグネットセンサーハンドルにつける本体になります。

その他にあらかじめタイヤの外周の長さを本体に設定しておく必要があります。


キャットアイのサイコンの価格一覧[参考]

せっかく調べたので公式サイト記載の希望小売価格(税抜)を一覧にしておきます。

スマートコンピュータ

パドローネスマートプラス[CC-SC100B]-¥16,000
パドローネスマート[CC-PA500B]-¥9,800
ストラーダ スマート[CC-RD500B]-¥8,800

ワイヤレスモデル

V3n[CC-TR310TW]-¥25,000
ストラーダデジタルワイヤレス[CC-RD430DW]-¥19,000
ストラーダデジタルワイヤレス[CC-RD410DW]-¥14,000
パドローネ プラス[CC-PA110W]-¥6,500
パドローネ[CC-PA100W]-¥6,000
ストラーダスリム[CC-RD310W]-¥7,000
マイクロワイヤレス[CC-MC200W]-¥6,600
ベロワイヤレスプラス[CC-VT235W]-¥5,500
ベロワイヤレス[CC-VT230W]-¥5,000


サイクルコンピュータの取付手順

ストラーダCC-RD300Wの取付解説例

今回取り付けをするのはキャットアイのワイヤレスサイクルコンピュータ(ワイヤレスサイコン)CC-RD300W。

サイクルコンピュータ キャットアイ

サイクルコンピュータ

キャットアイのCC-RD300Wはストラーダ系のワイヤレスモデルで、初心者~中級者まで必要な基本機能が備えられているサイクルコンピュータ

時々そのグレードの新モデル がバージョンアップして登場しています。


自転車屋さんで値段を見ても、高いのでネットで入手するのが一番ラク。

では装着作業です。
土台を取り付けたい場所にぐるっとバンドで固定します。

サイクルコンピュータ キャットアイ

ブラケットを結着します

付属のブラケット(台座)を取り付けたい場所へ取り付けます。丸いつまみを回していくと締まっていくので、しっかり固定しておきましょう。

写真はハンドルバーがヘッドライトの台座、右のステムにあるのがサイコンの台座です。


※このブラケットはキャットアイから単体で別売りされています。

サイコンは表示部分をハンドルに取り付け、センサーをフロントフォークに取り付けるので、表示部分の本体の装着はそれだけ。

サイクルコンピュータ キャットアイ

取り外す練習もしておこう

CC-RD300Wを外すコツですが、このモデルは本体全体を押す(クリックする)ことにより表示を変えられるサイコンです。

左手でサイコンを包みながら、右手の親指でクリックした状態のまま前方に押し出すようにすると、本体が台座から上手に外れると思います。


上の写真の左側の黒いモノはヘッドライトHL-EL520。

ヘッドライトは■キャットアイ ヘッドライトHL-EL520の装着例で解説しています。

次にセンサーの取り付けにかかりましょう。

サイクルコンピュータのセンサーの取付手順

ワイヤレスセンサーの取付

フロントフォークに取り付けるのは受信センサー。
こちらにマグネットの磁気が近付くと、その反応を本体に送る仕組みになっています。

受信した本体はその反応間隔を元にその時点での速度や走行距離を計算して表示してくれるわけです。

サイクルコンピュータ キャットアイ サイクルコンピュータ キャットアイ
フォークにバンドで留める
スポークには磁石パーツ

そのような仕組みを理解した上で、取り付け位置を探っていきましょう。

これはマグネットを取り付ける位置と一緒に決める必要があります。

マグネットまでの位置はセンサーの可動部分で調整ができるので、フロントフォークに据え付ける高さを考えながら、付属のタイラップでセンサーを取り付けて下さい。

マグネットをスポークに取り付ける

マグネットはスポーク分の隙間のあるネジのような形で固定することになります。

サイクルコンピュータ キャットアイ

マグネットを取り付ける

取り付けたセンサーの位置と合わせながらスポークに取り付けてください。

ホイールの中心側でも外側でも計測結果は変わりませんが、車輪が回って遠心力がかかるため、なるべくホイールの外側に取り付けた方が良いと思います。


以上で、取り付けに関する作業は終了です。

次に、車輪の長さをサイクルコンピュータにセットします。

その数字を元に、速度や距離が割り出されますので、あらかじめできる限り正確にセットしておきましょう。

タイヤの外周の長さをサイコンにインプット

外周の長さを測り、インプットする

適正な空気圧にしたクロスバイクにアスファルトの上でまたがり、タイヤ一周分だけ進みます

その進んだ距離がタイヤの外周の長さになります。

普段乗る空気圧で、体重もかかった状態でタイヤを転がして計測した方が正確な速度・距離表示がされます。

設定後はほとんどセットし直す必要はなく、これから距離を刻むサイコンなので、面倒くさがらずにできる限り実走状態で測っておきましょう。

サイクルコンピュータ キャットアイ

サイコンにタイヤの長さをセット

計測結果をサイクルコンピュータにインプットします。

こちらは取扱説明書を参考にしてください。

お疲れさまでした!これで、準備はすべて整いました。それでは、走ってみましょうか♪


今、時速何キロ?
出発から何十分経った?
どれくらいの距離進んだ??

全部、デジタル表示でわかります

あると楽しいサイクルコンピュータ

現在の速度やトップスピード、走行距離や時間の計測・記録などをしてくれる小さな「コンピュータ」がサイクルコンピュータ。

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キャットアイが無難
CR2032のボタン電池

若干高価なアイテムなのですが、何キロ走ったか、何時間漕いできたのかをまったくわからない毎日ではなく、どこまで行くのに実走で何キロ、かかる時間や信号待ちも含めた平均速度などを後で確認することができた方が楽しいですよね。

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サイクルコンピュータ(お試し系)


キャットアイ
ベロ9 有線式

BIGO
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クロスバイクのサイコン取付完了

車は手元に残らないガス代で数千円消えるけど

以上でクロスバイクのサイクルコンピュータの取り付け作業が終わりました。

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イイ感じのコックピット ( *´艸`)
自分の自転車を楽しもう

定番パーツや消耗品は何年待ってもほとんど価格は変わりません。

普段利用する使いやすいネットショップや、価格や送料など比較・検討して、早い時期から思い切って導入し、その後の乗り心地の良い状態を長く楽しんでいく方が、考えて悩んで買わない時間より有意義なクロスバイク生活になりますよ~。

乗りたくなくなってしまう環境を自分で回避・改善しないとね。

クロスバイクをどんどん楽しんでいきましょう。

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