輪行袋解説 オーストリッチ L-100 収納前編
輪行用品について調べ始めた主人公さん。
あれこれ調べた結果、輪行可能状態への準備としてエンド金具とチェーンカバーの準備を進めていました。
今度は自分のクロスバイクを包み込んでくれる輪行袋そのものを買わなければなりません。
このページの自転車&クロスバイク話
輪行袋・輪行バッグを買う時の選び方
最終的にオーストリッチのL-100を買う
ジャイアントのエスケープが入った
輪行袋、どれなら入るのかな?
考えてもわからないので、えいっと買おうと考えた
メインになる「輪行バッグ(輪行袋)」ですが、クロスバイクが入るのはどれなのだろう?
クロスバイクが普及し始めた頃のお話。ロードバイクとマウンテンバイクの合いの子にあたるクロスバイクでは、「クロスバイク専用」という専用設計のアイテムはありません(でした)。
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そんなわけで、輪行バッグ(輪行袋)…イマイチどれがいいのかわかりません。ポイントは携行の妨げにならないコンパクトな輪行袋。そして、クロスバイクをキチンと覆い隠せる輪行バッグ。この2点です。
主人公さんは電車に載せることさえできればいいというその人なりの目的がはっきりしています。
ようやく絞り込む事が出来たのは、オーストリッチというメーカーのロード220とSL-100とL-100。
■ロード220…エンド金具付きだけど、ロードバイク用。
クロスバイクはMTB系のハンドルのため、選択を回避。
■SL-100…税込定価 8610円。(当時の定価)
クロスバイクも入るロードバイク・マウンテンバイク両用の輪行バッグ。重さはなんと200グラム!
■L-100 輪行バッグ超軽量型…税込定価 6195円。(当時の定価)
SL-100の超軽量型輪行バッグで、235g。価格も収納サイズも選考上ベスト。
気になる輪行バッグ(輪行袋)は「SL-100」と「L-100」。
収納上のコンパクトさ、価格…「あったらいいなぁ」という段階での輪行バッグ(輪行袋)購入を検討している主人公にとって、L-100が一番相性が良さそうです。
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輪講袋(りんこうぶくろ)
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輪行用品・保護バッグ探しのポイント
輪行袋で一番メジャーなのはオーストリッチというメーカー。
ニッチでマニアックなジャンルの商品なので、そうそう他社の新規参入もなく、商品もモデルチェンジを繰り返して買い替えさせる手法を取らないので一定の品質・サイズ感を感じる良心アイテム。
その他タイオガ、ドッペルギャンガー、モンベル、グランジ、ギザなどのアウトドアメーカーが輪行バッグを出しています。…が、オーストリッチの商品の中から選ぶ感じで良いような気がします。 (;・∀・)
というわけで、オーストリッチのL-100 輪行バッグ超軽量型×ジャイアントのエスケープ(クロスバイク)の利用例を解説していきます。
オーストリッチ L-100 輪行バッグ 超軽量型
とってもコンパクトな輪行バッグ
超軽量版のL-100はとてもコンパクトなサイズに収納することができます。
軽量なうえにドリンクホルダー(ボトルケージ)にも自然に納めることができるので、収納・携帯や携行性は抜群です。
さっそく輪行袋L-100にクロスバイクを収納する手順を解説していきましょう。
クロスバイク×輪行袋L-100収納手順
ハンドル周りの付属品を取り外す
輪行バッグ(輪行袋)に収める際には、車体はひっくり返した状態になるので、破損や脱落・紛失を防ぐためにもサイクルコンピュータやヘッドライトは取り外しておいた方が無難です。
エンド金具を準備する
L-100では別売りとなる「エンド金具」を準備します。エンド金具の使い方のページ を参考に、1~2分ですが、現場で組み立てましょう。
エンド金具はフレームの先端部分を守るプロテクター。 特にリア(後輪)はあった方が安心できます。
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エンド金具(リア・フロント用)
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クロスバイクの前後の車輪を外す
クロスバイクを解体していきます
リヤタイヤを外しましょう
写真ではすでにエンド金具を付けてエンド金具によって自立させる使い方をしてみています。
輪行バッグ(輪行袋)に入れる時は エンド金具は車体斜め上方に向けて取り付けます。
クロスバイクのリアタイヤの着脱方法ページを参考に後輪を外しましょう。
エンド金具の解説ページでも紹介しているのですが、 輪行バッグ(輪行袋)L-100に入れる時のエンド金具の設置方向は上の写真のように取り付けるのが正解です。
また、フロント(前輪)用のエンド金具も販売されていますので、気になる方はGET。
チェーンカバーで汚れ箇所を覆う
後輪を外したらチェーンカバーを取り付けておきましょう。
ここでは リアタイヤのスプロケットに被せるフリーカバーと、クランクのスプロケットからリアディレイラーまで伸びるチェーンを覆うチェーンカバーを取り付けます。
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チェーンカバー・フリーカバー
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ギアカセットにフリーカバーを装着
写真は輪行バッグに自転車を入れている途中の一コマ。
硬い地面の上でも重要パーツを破損させないエンド金具と、油汚れをあちこちに付着させないチェーンカバーで輪行袋に収納しています。
チェーンにチェーンカバーを装着
写真は輪行バッグに自転車を入れている途中の一コマ。
硬い地面の上でも重要パーツを破損させないエンド金具と、油汚れをあちこちに付着させないチェーンカバーで輪行袋に収納しています。
輪行袋の中には下のような状態で収納されるので、前輪タイヤも外します。
ようやく登場する輪行袋L-100
輪行バッグには前後タイヤを外して収納する
以上の順番で準備を整えたらいよいよ輪行袋 L-100 を袋から取り出して広げましょう。
ナイロンの袋は風に飛ばされ易いので、無くならないようにカバンやポケットに入れておきましょう。
輪行バッグ(輪行袋) L-100
輪行バッグ(輪行袋)L-100はナイロンケースのほかに、輪行バッグへの自転車の入れ方を書いた小さな説明メモとタイヤとフレームを固定するバンド(下写真の三本)、肩にかけるためのストラップが付属しています。
一応、クロスバイクを輪行袋に入れる説明の書かれた一枚の簡易的な図解メモがあるのですが、やっぱりわかりにくい。 ( ;∀;)
L-100を購入する人のために、次のページで写真解説していきます。
輪行用品はまとめてお取り寄せ
エンド金具&輪行袋はこんな感じ
輪行や輸送・保管で活用できる輪行用品たち。
どういう状況か、イメージしてみてください。
フェリーや電車で旅可能
写真は輪行バッグに自転車を入れている途中の一コマ。
硬い地面の上でも重要パーツを破損させないエンド金具と、油汚れをあちこちに付着させないチェーンカバーで輪行袋に収納しています。
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全部調べて考えて自分で買ったアレコレのお話。 ( ˘ω˘ )
次のページでは輪行袋の収納例を解説します。
定番パーツや消耗品は何年待ってもほとんど価格は変わりません。
普段利用する使いやすいネットショップや、価格や送料など比較・検討して、早い時期から思い切って導入し、その後の乗り心地の良い状態を長く楽しんでいく方が、考えて悩んで買わない時間より有意義なクロスバイク生活になりますよ~。