クロスバイクの携帯空気入れの使い方
クロスバイクやロードバイクのタイヤは細くて高圧なタイヤであるため、少しの段差でも衝撃が大きく、比較的パンクしやすいタイヤ。
長距離走行に適したクロスバイクなので、いつどこでパンクをしても対応できるように、予備のタイヤチューブと携帯できるエアーポンプを携行し、安心してサイクリングを楽しんでいこう。
このページの自転車&クロスバイク話
クロスバイクの携帯ポンプの使い方
ロードバイクの携帯ポンプの使い方
携帯ポンプ・携帯空気入れの選び方
ブランドより「パーツメーカー」のポンプがおすすめ
クロスバイク初心者が入手してほしい携帯ポンプのポイントは、材質や軽さではなく、手ごろな値段で大きな力を込めずにある程度空気を入れることのできるポンプかどうか。
軽量か否かというのは、2本目の選考基準。
これから長い間買い換えることのない初心者のメインポンプは、評判の良い定番的なエアーポンプをGETすることをおすすめします。
具体的には…トピーク。
台湾の自転車用品メーカーです。
クロスバイク用品かんたん検索
「マスターブラスター」というのは、TOPEAKのポータブルポンプ(携帯ポンプ)のシリーズ名。
こう検索するとトピークのフロアポンプがヒットしないので絞りやすくなります。
ただ…トピークさん、商品出し過ぎでわからないのですが。。。
買って失敗した「ブランド」ポンプ
いきなり具体的なメーカーを紹介しているのは「失敗」した経験があるため。
クロスバイク初心者ナビの自転車はGIANT(ジャイアント)のクロスバイクだったので、ジャイアントのロゴ入りの携帯ポンプを買ったのですが、…ダメダメでした。
一見万能な自転車メーカーポンプ
有名な自転車メーカーのジャイアントの携帯ポンプ「CONTROL MINI1+」。
エアーゲージがあり、仏式と米式のバルブに対応する「自転車初心者に魅惑的」な一品…だと思ったのだけど…。
一見、何でもアリの最強ポンプのようですが、万能タイプなだけで、高圧域でのポンピングはかなりの力が必要でした。
男性が顔を真っ赤に一生懸命力んでも実質6気圧位までしか注入できず、クロスバイク初心者ナビの主人公さん、密かにちょっと失敗してしまった携帯ポンプです。
「その当時」のポンプの話であり、今、ビアンキやジャイアントの空気入れを持っている人を否定しているわけではなく、ひとつの経験談であることを前置きした上で解説していきます。
携帯ポンプ・携帯空気入れの使い方
基本的にはフロアポンプと同じ
では、ポータブルポンプ・モバイルポンプ・フレームポンプなどなど、多くのジャンル名で呼ばれている携帯空気入れを使ってクロスバイクのタイヤに空気を入れていきましょう。
基本的にはフロアポンプでの空気の入れ方と同じです。
タイヤのチューブバルブを携帯ポンプの穴に差し入れて押し込んだ後、固定用のレバーを引き起こしてロックをかけます。
レバーを引き起こし、固定します
海外では「ハンドポンプ」と呼ばれる場合もある携帯用のエアーポンプ。メーカーや製品によって、レバーのロックの方向は逆の場合があるので、臨機応変に作業していきましょう。
両手で固定しつつポンピング
知る人ぞ知る、密かに高等な筋トレ的な空気入れ作業の開始です。
体重をかけてポンピングをするフロアポンプと違い、携帯ポンプでは一般的に胸筋を鍛えるような体勢で空気を入れなくてはならず、腕力や胸筋力勝負になってしまいますので、良い物に出会いたいものです。
後半に「良い物」のヒントをポロリしておきます。
ポンピングで空気を注入する
写真は撮影のため「手」が足りなかっただけ。
両手でがっしり抱え込む形で胸の前でシュポシュポとエアーポンプを伸縮させます。写真のように注入するわけではありません。
携帯ポンプで空気を入れるのが一番大変な理由はこの注入方法にあります。
タイヤを挟む形でチューブのバルブ付近を握りながら左右から何度もポンピングを繰り返して空気を入れます。
切り替えスイッチがあるモノも
このエアーポンプにはV=ボリューム/P=プレッシャーの切り替えスイッチがありました。
Vは空気量を多く吹き込むモードで、チューブ内に空気が満たされたらPに切り替えをスライドさせ、小刻みに少量ずつ少ない力で空気を細々入れる動作に切り替えることができます。
エアーゲージ付きは便利
このポンプのように、エアーゲージが付いているポンプであれば、どれくらいの量が入ったか目安になるので、ある程度入ったらポンピング作業を終了しましょう。
エアーゲージが無いポンプも多いのですが、チューブバルブのふたを閉じ、自転車にまたがるとエアー圧が足りているか不足しているかはわかるようになります。
エアーゲージがない空気入れを入手した時は、空気圧を測るだけのエアープレッシャーゲージもあるので、サドルバッグに入れておいてもいいでしょう。
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エアーゲージ
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タイヤに高圧まで空気を入れたら
バルブを傷めないように両手でしましょう
腕や胸筋をプルプルガクガクさせながら、8気圧前後空気を入れられたとします。 (;・∀・)
フロアポンプでの空気入れ同様、固定していたレバーを倒した後、エアーポンプをバルブから引き抜きます。この際にバシュッと大きな音と共に空気が一瞬漏れますが、いつものことなので大丈夫。
レバーを倒し、エアーポンプをチューブから離す
注意点としては、タイヤチューブのバルブから携帯ポンプをひっこぬく方向を考えて「引っ張り抜く」ようにしましょう。一度、痛い思いをしてみるとその意味がわかります。
大怪我はしませんので、一度何にも考えずにガン!と手をぶつけてみた方が今後のためになるのかも。 ( ˘ω˘ )
一般的携帯ポンプの空気入れ作業完了
パンク時にサクサクできるようになろう
チューブのバルブを閉じる
せっかく入れた空気を漏らさないように、忘れずにバルブを閉じておきましょう。
明日は筋肉痛かもしれませんね ( *´艸`)
以上で携帯ポンプの基本的な使用方法の解説は終了です。
いきなり破裂しないか様子を見ながら乗り出しましょう。
関連作業ページはこちら。
どこでも空気入れはクロスバイクの基本作業
自転車整備自体を楽しもう (^_-)-☆
お疲れ様でした。
サイクリング先でのチューブの交換もできるようになりましたね。
最後の最後におすすめの検索ワードを下のかんたん検索に貼っておきます。
どんどん楽しんでいきましょう。
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