輪行袋解説 オーストリッチ L-100 収納後編
イマイチどれを買ったらいいかわからなかった輪行バッグ(輪行袋)ですが、いろいろ調べてみてオーストリッチのL-100というコンパクトに携行できる輪行バッグ(輪行袋)を買ってみた模様。
さて、上手に自転車を収納する事ができるでしょうか?
このページの自転車&クロスバイク話
輪行袋にクロスバイクを入れる
エンド金具・チェーンカバーが役立つ
ジャイアントのエスケープが入った
輪行袋はオーストリッチのL100
超軽量型輪行バッグへ自転車収納中
前ページ輪行袋解説 オーストリッチ L-100 収納後編の続きです。
クロスバイク用品かんたん検索
輪講袋(りんこうぶくろ)
エンド金具(リア・フロント用)
チェーンカバー・フリーカバー
<アマゾンで検索した場合>
<楽天市場で検索した場合>
輪行用品・保護バッグ探しのポイント
輪行袋で一番メジャーなのはオーストリッチというメーカー。
ニッチでマニアックなジャンルの商品なので、そうそう他社の新規参入もなく、商品もモデルチェンジを繰り返して買い替えさせる手法を取らないので一定の品質・サイズ感を感じる良心アイテム。
というわけで、引き続きオーストリッチのL-100輪行バッグ超軽量型×ジャイアントのエスケープ(クロスバイク)の利用例を解説していきます。
輪行袋超軽量型に入れる手順 使用解説編
L-100の底部に描かれた位置決めのガイド
収納・携帯や携行性が抜群のオーストリッチ L-100 輪行バッグ(輪行袋)超軽量型。
展開していくと袋の底部にクロスバイクの収納のためのガイドになる位置を決めるための図が描かれています。
輪行バッグ(輪行袋)L-100に収める際には、車体はひっくり返した状態になります。
別売りにも関わらず、底に描かれた位置ガイドにはエンド金具が使われている様子が見て取れます。
エンド金具は買っておいて正解だったようです。 ( ˘ω˘ )
先に収納中の様子を見ておくとイメージしやすくなると思います。↓
前後タイヤをトランスフォーム
フレームの両サイドに括り付ける変態へ
変態…「形態を変える」です。 ( *´艸`)
収納袋…いえ、輪行袋へクロスバイクを入れるためにフロントタイヤ、リアタイヤをフレ-ムを3本の中締めベルトで一緒に固定していきます。
フレーム固定用のバンドは上の写真のバンドで、輪行バッグ(輪行袋)L-100に3本付属していました。
輪行バッグ(輪行袋)にはペダルを外さなくても収納できるので、車体をひっくり返した状態でフレームの両サイドにタイヤを備えてバンドで固定しましょう。
なぞなぞ的な説明イラスト
古代壁画のような取扱説明書のバンド固定の参考位置図。
主人公さんは、一生懸命に「どこかな?この辺なのかな?」とやっていましたが、3か所効果的に固定できればこだわる意味は全然ありません。
イラストでは説明のしようがないですものね。
結局のところ、車体をひっくり返した状態で前後タイヤをフレームの両サイドにくくりつけて、輪行袋で下から包み込む…というコトです。
「てんてん(点線)」部分はフレームにストラップを付け、それが輪行袋の持ち手部分になります。
バンドを3本(三ヶ所)軽くくくりつけたら、少しずつバンドを締めて均等に車体とタイヤをくっつけていきましょう。
混乱するとマズイので解説せずに先の状態を公開していく順序で説明していますが、これがこのまま輪行袋に包まれる構図になるので、袋底部に書かれたサドルとエンド金具の位置に自転車を置いて変態させると作業に無駄がありません。
フレームに持ち手となるストラップを
持ち上げる+肩にかけるベルトをフレームに結着
肩掛け用のショルダーベルトですが、フレームに結着し、輪行袋L-100の内側から袋にある小窓を通して外に出し、輪行バッグ(輪行袋)を半周する形で「取っ手」と化します。
矢印のコレが持ち手になる
古代壁画のような取扱説明書のストラップの参考位置図。
「ショルダーベルトの一方をチェーンステーに取り付け、もう一方を輪行バッグ(輪行袋)の小窓から出し、ヘッドチューブに取り付けます」と、説明書では書かれています。
壁画メモ(取扱説明書)の「矢印」がショルダーベルト。
結んだあと、輪行袋の中から外の小窓を通して外に出て、外側からトップチューブ(フロントフォークの付け根あたり)のフレームに固定することになるので、そのへんを考慮してポジションを決めてしまいましょう。
このあたり、文章で解説しにくいです。
輪行袋にはストラップを通す穴が作られているので、フレームの一端にストラップを付けたら、輪行袋の穴を通して外側に出した後、もう一方の一端をフレームに結びます。
一度(構造を)覚えたら、不安要素は無くなるのでご安心を。
最終形態を知らないとムズイ
最終的には写真のようになります。
「持ち手のストラップ」というのはコレのこと。結ばれた先は今括り付けているフレームなんです。輪行袋L-100の場合はこんな感じ。
クロスバイクを輪行袋に入れよう
タイヤとフレームを輪行袋に包み込もう
フレームを掴んで持ち上げながら輪行バッグをかぶせてあげます。
ゴールはもうすぐ
フレームとタイヤの結着位置が良ければ自立してくれますが、基本「底まで袋」なので、『倒れる物』と思って取り扱った方がいいでしょう。
一人でやると結構シュールで孤独な作業ですが、自転車やバイクなどは普通はたいてい一人であれこれするものです。 ( ;∀;)
大丈夫、このサイトがあなたの孤独な作業を見ててあげます。 ( *´艸`)
クロスバイクを輪行袋に入れよう 続き
クロスバイクを輪行袋に包み込もう
さあ、もうすぐ収納完了ですね。
眩しい炎天下に黒い袋を撮ると、明暗の差が大きすぎてヒドイ写真になります。輪行袋メインで補正しているのでご了承ください。
…と言い訳をしているうちにクロスバイクが輪行袋に包まれました。
ショルダーベルトをトップチューブに結着する
輪行バッグ(輪行袋)の外に出していたショルダーベルトの一端をトップチューブに結着します。
持ち手を結着する
ショルダーベルト=肩掛け用の持ち手になります。
身体に沿って持ち歩くことになるので、宙ぶらりんにすることはないのですが、一番バランスの良い場所を見つけて縛りましょう。
輪行バッグL-100のクチは巾着状になっています。先ほどのショルダーベルトは閉じたクチの隙間からトップチューブをつかむ形になります。
これで、無事に「手荷物」になりました♪
クロスバイクの手荷物化完了
これで電車に持ち込むことができます
以下、ちょっとシュールな輪行袋に入れられちゃったクロスバイクの様子。
イビツな形の棒(フレーム)を輪行バッグで覆っている状態なので、全部覆うと輪行バッグを抱えた時に突っ張ってしまう場所が出てくると思います。 そんな時は輪行バッグ(輪行袋)で無理にフォークまで覆わなくてもOKです。
ウミウシやカタツムリっぽいのですが、フォークだけ出してニョキっと出して移動した方が持ち運びしやすいかもしれません。10km持って歩くわけではなく、駅前やどこかの駐車場のスペースで5分位で出し入れする感じ。
輪行袋はこんな感じですので、気になる人はフロントフォーク用のエンド金具を買いましょう。
<アマゾンで検索した場合>
<楽天市場で検索した場合>
全部調べて考えて自分で買ったアレコレのお話。 ( ˘ω˘ )
定番パーツや消耗品は何年待ってもほとんど価格は変わりません。
普段利用する使いやすいネットショップや、価格や送料など比較・検討して、早い時期から思い切って導入し、その後の乗り心地の良い状態を長く楽しんでいく方が、考えて悩んで買わない時間より有意義なクロスバイク生活になりますよ~。