エンド金具の使い方 輪行袋+クロスバイクの輪行手順

自転車メンテ・取付・調整手順

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エンド金具の使い方 輪行用品

電車で降りた先から走れたらいいなぁ~』と、輪行について調べ始めた主人公さん。

またまたたくさん情報収集した結果、プラスα、輪行に必要な気になるものを購入しました。

輪行前の準備としての、エンド金具の使い方をお送りします。

このページの自転車&クロスバイク話

輪行時+車体保管や輸送時に使える
エンドプロテクター(エンド金具)の解説
クロスバイク・ロードバイク共用アイテム


エンド金具って何?買わなきゃ輪行できない?

輪行袋 輪行バッグ クロスバイク ジャイアント エンドプロテクター エンド金具

フレームの変形を防ぐエンドプロテクター

このページでの話はいきなり輪行用品の使い方から始まります。

輪行とは自転車を収納バッグに格納・保管して運び、出先で自転車で動くようなサイクリングスタイルの事です。

マイカーの人も輪行袋に入れて車に乗せて使う保管ケース・キャリーバッグ的に活用しても全然OK。そんな収納袋が輪行バッグです。

輪行袋 輪行バッグ

輪行袋ってこんな感じ

輪行前の準備として、輪行バッグ(輪行袋)に入れるために必要なモノ。

輪行袋(輪行バッグ)と一緒にエンド金具(リア側)と チェーンカバーを同時購入しました。


モノ自体はこちら。

クロスバイク用品かんたん検索

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輪行用品・保護バッグ探しのポイント

エンド金具はエンドプロテクターというような呼び方の方がカッコいいけれど、検索時はエンド金具の方が主流です。輪行バッグと輪行袋も呼び方を変えただけ。

チェーンカバーは輪行袋を真っ黒な油で汚したくない人は買っておくと幸せな気持ちになれます。

では、このページのテーマであるエンド金具の使い方について解説していきます。

輪行袋に入れる時・輸送時にはあった方が良い

エンド金具はフレームとディレイラーのプロテクター

エンド金具 輪行

オーストリッチ社のエンド金具

写真が「エンド金具」と呼ばれるアイテムで、正式名称は…「エンド金具」。( *´艸`)

こちらのアイテムは「リア(後輪)」用で、タイヤの外されたフレームを固定して、衝撃からの変形や破損から守るプロテクトアイテム。


輪行や輪行バッグ(輪行袋)に入れる時はもちろんのこと、後輪を外して何かの作業をしようとする時に、活用できるベターなアイテム。

輪行袋 クロスバイク ロードバイク 輪行袋 クロスバイク ロードバイク
輪行袋内の解説
こんな感じで収納する

輪行バッグ(輪行袋)ですが、最終的に写真のような形で袋の中に収まります。

輪行バッグ(輪行袋)の内部には車体を置く場所が描かれていて、別売りにもかかわらずエンド金具を使用した状態のイラストが描かれていました。

輪行バッグは下のモノ。
クロスバイクはジャイアントのエスケープです。(=問題なく入る輪行袋ということ)

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輪行袋(りんこうぶくろ)


オーストリッチ
輪行袋 超軽量型 L-100

オーストリッチ
輪行袋 ロード220

オーストリッチ
輪行袋 ロード320

ドッペルギャンガー
輪行キャリングバッグ DCB328-BK

プレミア
かんたん輪行袋

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輪行バッグ(輪行袋)の中には、車体を逆さにした状態で納める場合が多いので、地面に直接重量がかかる部分です。

袋の中で移動中にどんな状態になってしまうかわからない輪行なので、高価なクロスバイクのフレームやディレイラー(変速機)を保護するためにも購入しておくべきパーツかなぁと。

後悔先に立たず。…あった方が良いです

フロント(前輪)側のエンド金具もありますが、とりあえず後輪はあった方がいいでしょう。

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エンド金具(リア・フロント用)


オーストリッチ
エンド金具 リア用135mm MTB向け

オーストリッチ
エンド金具 リア用130mm ロード向け

タイオガ
リア エンド ホルダー

オーストリッチ
エンド金具 フロント用 エンド幅100mm

タイオガ
フォーク ホルダー

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エンド金具(リア)の組み立て

エンド金具を組み立てよう

購入したエンド金具はコンパクトに収納できるように組み立て式になっています。輪行バッグ関連のアイテムの大手メーカーは「オーストリッチ」というメーカー…というか、ブランドですが、そちらが有名です。

エンドプロテクター エンド金具

エンド金具を買ってみた

オーストリッチ=ダチョウの英名で、町工場ながらも老舗自転車バッグメーカー・オーストリッチ製品は「輪行」という日本独特の文化のニーズを叶えてくれるステキな企業さん。


ロード用とMTB用の商品の違いを出すために「スペーサーを入れてやればきっちり詰まって使えるじゃん?」という工業系の職人のような解決策や差別化がモノ作り的な日本っぽくていいですね。

海外の人の発想はもっともっとアバウトですが ^^;

エンドプロテクター エンド金具

リア用エンド金具

ロードバイク用とマウンテンバイク用があり、クロスバイクはMTB用(マウンテンバイク用)がサイズ的に合うらしい。

実際にはそのサイズ調整用のワッシャー(スペーサー)が付属するかどうかという違いのようです。


エンド金具の組み立て

コンパクトに収納できるエンド金具はアルミ製。
輪行バッグ(輪行袋)にを広げる前に…後輪を外す前に、こちらを準備します。

MTB用に同封されている右側のワッシャーは、エンド幅を135mmに対応させるモノなので、右側は「アルミ板⇒バネ⇒スペーサー⇒黒止め具」の順で組み立てておきましょう。

エンドプロテクター エンド金具 エンドプロテクター エンド金具
分解状態のエンド金具
びよよーん

バネは細い方が内側です。 無くなっても問題無く使えます。

バネがあるから、自然にフレームを載せる隙間が空いてくれる…という、意味のバネです。

エンドプロテクター エンド金具

エンド金具(リア用)完成

ロード用はスペーサー無しでエンド幅130mm。

MTB用はスペーサー有りでエンド幅135mm。

…で、税抜き+40円の違いです♪


エンド金具(リア)の使い方の予習

エンド金具の使い方を考えてみよう

輪行バッグ(輪行袋)に入れる時の取り付けの方向は以下の通り。

エンド金具 クロスバイク 輪行袋 クロスバイク
こういう方向に付けます
輪行袋にはこう入るので

↑エンド金具の付け方はコレが正しい方向です。車体に対して斜め上に向ける感じで装着するモノです。

エンド金具の誤った使い方の例

初心者ナビの主人公さん、初めての輪行バッグ(輪行袋)収納に悪戦苦闘…予備知識、全く無しでの挑戦でした。

エンド金具 クロスバイク エンド金具 クロスバイク
チェーンがどうのではなく
方向が間違ってるのだ

輪行バッグ(輪行袋)の中に「どういう形で収まるか」すらわからずにとりあえず付けてみると、やっぱり下向けて付けるもんだとばかり考えちゃうじゃないですか? ( *´艸`)

でも、輪行袋には車体がひっくり返った状態で収納されるので、上向きで付けると地面にエンド金具が支えになる形で収納されます。

エンド金具(リア)、大活躍の状況

エンド金具&輪行袋はこんな感じ

輪行袋 クロスバイク ロードバイク

あると安心のエンド金具

写真のように納まるタイプの輪行バッグ(輪行袋)を使うので、地面との接地面に後輪や変速機が重量を受けます。

そのため、破損や変形を防ぐためにも今回はエンド金具が必要だったんですね。


こんな感じに使うことになるエンド金具。だから装着は車体の斜め上に向けた形で装着するんですね。

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さて、そんなエンド金具ですが、せっかく輪行バッグ(輪行袋)を使い倒すつもりなら、輪行バッグ(輪行袋)、エンド金具の他にもう一品、押さえておきたい物があります。

次のページではソレを解説していきます。 ( ˘ω˘ )


定番パーツや消耗品は何年待ってもほとんど価格は変わりません。

普段利用する使いやすいネットショップや、価格や送料など比較・検討して、早い時期から思い切って導入し、その後の乗り心地の良い状態を長く楽しんでいく方が、考えて悩んで買わない時間より有意義なクロスバイク生活になりますよ~。